40代の自分的あれこれ 時々スピリチュアル

2015年 04月 25日 ( 1 )

孤独を生ききる 瀬戸内寂聴

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今日読んだ本は瀬戸内寂聴さんの本。

もう18年も前に出版された物だけど、孤独って時代が変わっても普遍なんですね。

まったく内容に古さを感じず、です。読みながら涙がポロポロこぼれてしまいました。

お酒を飲んでしまったのもあって、余計に涙もろくなっていたのかもしれないけど。

ここ数日、自分の感情と真摯に向き合いました。

上がったり下がったり、かすかな希望を抱いては絶望感に襲われ、悲しみと孤独感と焦りと自己嫌悪と、いろいろな感情がぐちゃぐちゃになってました。

そんな時にふと思いがけない人からあたたかい言葉をかけられて、私はいかに周りの人に支えられて生きているのかと、今まで自力で生きてきたなんて思い上がっていた自分を恥じました。

私も一人で孤独に耐えている人がいたなら、その人に心から優しい言葉をかけられるような、そんな人間になりたいと心底思った今日でした。

寂聴さんは、「ほんとうに自分が孤独だと感じたことがない人は、真に人も愛せない。」と言います。

私は寂しいと思ったことはあっても、これほどまでの孤独を感じたことは今まで一度もありませんでした。

それは今まで、私は孤独と向き合おうとしなかったからです。

仕事や趣味に没頭して、孤独から目をそらしていたからです。

だって孤独を認めたらそれはもう切なくて悲しくて、どうしようもなくて生きる気力すら失いそうだったから。

そんな私が、本当に人の心を思いやることができたはず、ないんです。

そもそも真の孤独を知らないのに、どうして人の心のいたみを理解することができるのでしょう。

例え慰めの言葉をかけたとしても、そんなものは上辺だけで薄っぺらいものだったと、過去の浅はかな自分を恥ずかしく思います。

でも今なら昔の自分より、数倍も他人を思いやることができるようになったと思います。

人はみんな誰もが孤独なんです。

だから助け合って生きていかなきゃいけないですよね。

寂聴さんは尼さんなので、本の中で孤独について、お釈迦様の教えを説明してくれています。

四苦八苦の四苦は、生まれる苦しみ、老いる苦しみ、病気になる苦しみ、死ぬ苦しみ

八苦は愛する者と別れる苦しみ、恨み憎む者とも合わなければならない苦しみ、欲しいものが求めても手に入らない苦しみ、人間の存在を構成する5つの要素(体、感覚、知覚、意覚、認識)に執着することによって受ける苦しみ、これらを全部で四苦八苦と言って、生きていく上で人はどうしてもこれらの苦しみから逃れられることができないものとされている。

だから、誰でもみんなに平等に訪れる苦しみだってことですよ。

人は苦しみが訪れて初めて孤独だと気が付くそうで、四苦八苦のこれらの人生苦とまともに付き合えば孤独を感じるチャンスに事欠かないわけで、孤独に気がつかない人は孤独が怖いから見て見ぬふりをしてごまかしているだけだそうで。

ここから本の中では因果応報に話が進んでいきますが、それはまた追々。

兎に角、みんな誰しも人である限り孤独な存在なんですよ、ということ。

向き合うか向き合わないかの違いだけ。

そうわかったら、少し気持ちが楽になりました。

寂聴さんも、もう90歳をすぎ、最近は体調が思わしくないそうですね。

もっとたくさんのお話を聞きたいところですが、お体ご自愛して頂きたいです。




今日はブログというより、夏休みの宿題の読書感想文みたいな展開に・・・ま、わりと得意だったんですけどね、読書感想文 (笑)

読書はいいよね。

心の栄養です。

では今日はこのへんで。


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by senasanasena | 2015-04-25 23:24 | お気に入りの本



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